本
本屋に引きこもりたい。 決して図書館ではなく、本屋に引きこもりたい。 そこに並んでいる本が、持ち出されることなくただ置かれているその空間だからこそ考え事ができる、自分にとって本屋とはそのような場所だ。 もし、本屋の本から経済的な部分、金銭的価…
「図書館の本は公共のものなので、落書きや切り取らないでください」。 公共の本を落書きやら切り取りやらで読みにくくされるのは困る。 ましてや、切り取られたらその本は読めなくなる。 しかし、最近少しだけ思うのだ。 公共の本であっても、多少の書き込…
科学的な考え方をすれば、時間と空間はわけて考えるべきなのだろう。 それでも、人間が生きているこの場所では時間と空間が併存しているので同時に考えざるを得ない。 前置きはこれくらいにする。 先日、久しぶりに本屋というところへ行った。 正直、自分が…
前回まで そうそう、1回めに新書ならさっさと読めると書いたけれど、 それは、間違いだった。 さっさと読むけれども、考えて、思い悩みながら読んでいた。 人の書いた本なんだもの、やっぱり思いが残るのね。 読む側も、ただ流して読むってこともないもんね…
前回まで ただ、紙に書かれた文字を読んでいるだけ。 そのことだけで、複雑な感情が心の底から湧き起こり、 もうひとつの、知らない世界へ導かれる。 導かれながらも、それは終わりへと進む、一筋の道になっている。 その読み終わった本の世界であっても思い…
本を読むのは苦手だ。 ちなみに、趣味と聞かれれば、必ず読書を答えの一つにしている。 んん、何が言いたいのだこいつは、明らかに矛盾しているじゃないか。 自分で読んでもよくわからないので、詳しく説明させていただくと、 「物語を読んでいると切なくな…