モバイルする、か?

 本日、NTTDoCoMo(以下ドコモ)とソフトバンクモバイルの新機種発表がありました。
その中でも新機種ではなくその周辺の通信環境について言及がありました。
まず、ソフトバンクWi-Fi、いわゆる無線LANを搭載したケータイを発表。
そして、ドコモはフェムトセルと呼ばれる、光回線を使った家庭などに置ける小さな基地局を発表。


この両者に見られる違いは、ケータイネットワークの利便性をよくするのか、それともインターネットをするための回線に流してしまおうかという違い。


フェムトセル自体は、普通の基地局と同じなので、通信速度も据え置き。
しかし、端末をそのまま使えるという利点がある。


無線LANは、PCなどを接続するために使われているので、通信速度はケータイのネットワークを使うよりも理論上7倍くらい速い。
ただし、端末側が無線LANを搭載する必要がある。


パッと見、フェムトセルのほうが利便性が高いように見えるが、フェムトセル自体はこれから普及させるもので、現状では使うことができない。
その点、無線LANはすでにいくつもの接続ポイントがあり、家庭で置いているところも多い。
そして、通信速度も速い。


どちらも、通信が混雑すると速度が落ちることは変わらない。
どちらがいいのかは使う人次第といったところだ。