そういえば最近テレビ…

 もう年の瀬、師走。
何で忙しいんでしょうか。
いろいろと締め切りが迫るからでしょうか。
ああ、来年に迫るってこんな感じだったかなあ。
読んでいる本が徐々に最後に近づくようなものかな。
とても長い映画のラスト数分前みたいな。
それよりも長い一年だからこそ、
何も思い出さないかもしれません。


 閑話休題


 最近、なぜか「NHK」を見る時間が増えています。
意識的に増やしているわけでもないのに、増えます。
個人的に、火曜日の「プロフェッショナル」〜「爆問学問」の流れが好きなのですが、
他にも、「その時歴史が動いた」「英語でしゃべらナイト
COOL JAPAN」「ザ☆ネットスター」などなど。
BSでドキュメンタリーも飽きずに見ています。


 でも、なぜこんなにNHKを見ているのだろうか…。


NHKの番組は、どうも、いろいろなジャンルを混ぜて作っていない。
何でもアリなバラエティーに走っていないところが魅力なのかもしれない。
民放のように、ゴールデンタイムに今流行りのタレントを多様して、
視聴率を稼ぐようなことをしていない。
そもそも、個人的には流行りのタレントばかり出されても、正直飽きてしまう。
おいしいものは、食べ続けると飽きてしまうものだし。


課題やお題を絞って、物足りなさを与えない番組。
ケータイ大喜利」なんて完全に視聴者にネタを依存してますし、
「ザ☆ネットスター」は、月一でしかも、番組の方向性が不明?なもの。
このような、立ち位置として、挑戦的な番組が出てくることに、
こころから、ワクワクドキドキ?いや、面白さを感じる。


今の民放は、攻めが感じられない。
旬なお笑い芸人をいくら出そうが、一発ギャグに過ぎない。
視聴率を取りに行っていることが見え見えで、面白くない。
面白いのは、やはり板についている中堅〜ベテランの芸人だ。
最近ではその、切り札でさえも使い切りそうだ。
数字を狙いすぎて、番組自体が中途半端だ。
テレビ離れは、もしかするとこの辺りから来ているのかもしれない。


広告収入も減っている、視聴者も減っている。
テレビはこのままでは廃れるだろう。
NHKは紅白という爆弾を抱えつつも、挑戦している。
その他民放も、ネットに進出しようとしているようだが、
果たして10年後、自分はテレビを見ているのだろうか。


 どうでもいいけれど、紅白はそんなに好きじゃない。
やはり、視聴率狙いだからだろうか。