ICTが現実に迫っている

 私用で数日何も書いておりませんでした。
さて、何を書いたものか…梅雨?シュークリーム?ビル・ゲイツ?シカとかイノシシ?
いろいろ考えてみたのですが、ICTを感じるということを書いてみたいと思います。


 訳あって、数日ケータイしか使えない状況に居ました。
そして、帰ってきてそれまでと同じようにPCをつけたときに、ふと、ITがICTになってきていることを実感しているぞ、と思いました。
「Information Technology」いわゆる情報技術が「Information and Communication Technology」情報通信技術を使うほうがあっているのかと。
しつこいくらい書きますが、ICTは広まっているぞ〜。


 ちょっと前から総務省がよく使うようになりましたが、ネットメディアによって広まりつつあることを、身の回りで実感できるくらいになってきました。
テレビのような一方的な情報ではなく、あるどこにでもいるような人が自ら作ってネット上に上らせてくれた動画、端的に言って、ニコニコ動画YouTubeといった動画投稿サイト。
このネット上ではある意味最高の表現空間であり、ニコニコ動画に関して言えば、ある意味テレビの目指す双方向性を持っているものだと思う。
そして、これからこの世界が広がるのか、それともニッチなものになるのか。


 そこで、個人的に思うことが、「ニッチのまま広がる」。
たぶん、もう常識になっていることだとは思うが、ちょっとした趣味の人たちが集まる場所はネット、その対象となる作品もネット上にある。
趣味が多種多様化したままの広がりをみせる…かも。
みんな違う趣向があるまま社会が成り立つ可能性が出てきたと。

もちろんウェブ上に持ってくる以前に、作品を創る必要もあるし、敷居が高いこともある。
誰にでもできることではないと、もちろん自分にはそうそう動画なんて作れるとは思っていない。
だが、そうなると、埋まった才能がいろいろと出てくるチャンスともいえる。
個人的にやっていたことが評価される。ケータイ小説なんかもそうだと思う。
と、同時にプロとアマチュアの差は縮むのかもしれない。


 でまあ、こんなこと書いてても仕方ないので。
ネットが一つのメディアとしてこのまま進むとは思わない。
個人的にもう一つの社会だと思っていた。
その昔、ネットゲームをやっていたころにはクローズな世界での自由を感じていた。
だが、いまでは、見る、聞く、書くことによる社会、話すまでは行かないか。
そのことができる場としてのネット上の環境が整いつつある時期じゃないのかなって思ってる。
これが10年、20年後に、「昔あんなのあったよね」って話をしているんじゃないのかな?
それも、映画やファッションの話と同列上で。
その話自体もネット上で話しているのかも。


 モバイル機器、ケータイもこれからどうなるのか、どのようにドラスティックに発展するのか、もうPCより広まってるんだからさ、それでネットができるんだよ!
どこでも、誰でも、ネットはある。
もうね、この先どうなるんだろう?
先はわからないけれど、PCとケータイでのICTが感じられるところまで来たよって思ってます。
テレビを見る距離よりも近いよ、物理的にも、精神的にも。