こんにゃくゼリー

 なんだか世の中からこんにゃくゼリーが消えそうな今日この頃。
自分の年齢が一桁のときには、それはそれはよく食べたものでした。
そのお世話になったものが一時的でも消える…。
ちょっとさみしいです。


 個人的に、こんにゃくゼリーの「ほおばってる感」が好きでした。
ゼリーだと、チュルンとすぐさま喉の奥まで行ってしまいます。
半ば飲み物のような感じですなのです。
しかし、こんにゃくゼリーだと、長い間噛んでいられるんですよね。
これほど、「ほおばってモグモグ」できる食べ物ってあんまりないんじゃないでしょうか?
もぐもぐモグモグと、長いこと口に入れていても飽きが来ない。
あのちょっとした甘さも好きでした。
ちょっとした甘さがあるから、モグモグできたんでしょうね。


 モチだと、口の中でモゴモゴすると味がなくて飽きちゃいます。
それに、モチは噛んでも噛んでも噛んだ気がしない。
モチの、この特性のおかげで自分は幼くしてモチ嫌いになりました。(今では食べられますけれど)


 凍らせても食べられる、そのままでも食べれる。
凍らせると口の中で徐々に溶けていくので、さらにモグモグと噛んでいられました。
おいしいのになあ。
イギリスでは、ゼリーにこんにゃくを混ぜて売ることが出来ないそうです。
その話を聞いた時は、イギリス人損しているなと思ってしまいましたが
今となっては、喉に詰まるものと言わざるをえないのは悲しいかな。


 それでも、ちゃんと良く噛んで食べれば、喉に詰まることはないと思います。
良く噛んで食べることが減っているこのご時世。
噛むことがクセになっていないから、喉に詰まるのかだろうか。
はたまた、ゼリーという食べやすそうなネーミングに問題があったのだろうか。
それとも、やっぱり商品に問題があったのだろうか…?
それより何より、販売再開がいつになるのか気になる。